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格安SIMの選び方ガイド|失敗しない5つのポイントとタイプ別おすすめ【2026年版】

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格安SIMが多すぎて選べない?

「格安SIMに乗り換えたいけど、種類が多すぎてどれを選べばいいかわからない…」

2026年現在、格安SIMサービスは20社以上が存在し、プランの数は数えきれないほどあります。選択肢が多いのは良いことですが、自分に合わないキャリアを選んでしまうと後悔する可能性もあります。

この記事では、格安SIMを選ぶ前に確認すべき5つのポイントと、タイプ別のおすすめキャリアを解説します。

格安SIMを選ぶ前に確認する5つのポイント

1. 毎月のデータ使用量を把握する

まず最も重要なのは、自分が毎月どれくらいのデータ通信量(ギガ)を使っているかを把握することです。

確認方法:

  • iPhone: 「設定」→「モバイル通信」→「モバイルデータ通信」
  • Android: 「設定」→「ネットワークとインターネット」→「データ使用量」
  • キャリアのマイページ: 過去数ヶ月の使用量を確認
月間データ使用量おすすめの容量月額の目安
1GB以下3GBプラン約700〜1,000円
1〜3GB3〜5GBプラン約900〜1,500円
3〜10GB10〜15GBプラン約1,500〜2,000円
10〜20GB20GBプラン約2,000〜3,000円
20GB以上無制限プラン約3,000〜3,300円

データ通信量の目安についてはデータ通信量の目安ガイドで詳しく解説しています。

2. 通話の頻度を確認する

格安SIMの通話料は22円/30秒(税込)が基本です。通話が多い方はかけ放題オプションを検討しましょう。

通話パターンおすすめの選択
ほとんど電話しない通話オプションなし(LINE通話で代用)
短い電話が月数回5分かけ放題(月額500〜600円程度)
仕事で頻繁に電話する完全かけ放題(月額1,200〜1,900円程度)

通話オプションの詳しい比較は格安SIMの通話オプション比較をご覧ください。

3. 使いたい回線(ドコモ・au・ソフトバンク)を決める

格安SIMは大手キャリアの回線を借りてサービスを提供しています。どの回線を使うかによって、繋がりやすさやエリアが変わります

基本的には、今使っている大手キャリアと同じ回線を選ぶのがスムーズです。同じ回線ならSIMロック解除が不要な場合もあります。

4. サポート体制を確認する

格安SIMのサポート体制はキャリアによって大きく異なります。

サポート方式対応しているキャリアの例
店舗ありワイモバイル、UQモバイル、楽天モバイル、イオンモバイル
オンライン+電話ahamo、LINEMO、IIJmio
オンラインのみpovo

スマホの設定に自信がない方は、店舗サポートがあるキャリアを選ぶと安心です。

5. 端末の対応状況を確認する

今使っているスマホをそのまま格安SIMで使う場合は、動作確認済み端末一覧を必ずチェックしましょう。

確認すべき項目は以下の3つです。

  • SIMロック解除の要否 — 他社回線に乗り換える場合は解除が必要(詳しくはSIMロック解除ガイド
  • 対応バンド(周波数帯) — キャリアの主要バンドに対応しているか
  • SIMカードのサイズ — ほぼnanoSIMだが念のため確認(詳しくはSIMカードの基本

回線の種類(ドコモ・au・ソフトバンク)の選び方

ドコモ回線の格安SIM

キャリア月額(税込)データ容量特徴
ahamo2,970円20GB5分かけ放題付き・ドコモ品質
IIJmio850円〜2〜50GB料金が安い・老舗MVNO
NUROモバイル792円〜3〜40GBコスパ良好

ドコモ回線のメリット: 全国のエリアカバー率が最も高く、山間部や地方でも繋がりやすい。

au回線の格安SIM

キャリア月額(税込)データ容量特徴
UQモバイル2,365円〜4〜20GB速度安定・店舗サポートあり
povo基本0円〜トッピング制使った分だけ支払い
mineo1,298円〜1〜20GB独自のコミュニティが充実

au回線のメリット: 都市部の通信速度が速く、UQモバイル・povoなど選択肢が豊富。

ソフトバンク回線の格安SIM

キャリア月額(税込)データ容量特徴
ワイモバイル2,365円〜4〜30GB家族割が充実・店舗サポートあり
LINEMO990円〜3〜20GBLINEギガフリー
mineo1,298円〜1〜20GB3回線対応

ソフトバンク回線のメリット: ワイモバイルの家族割が強力。LINEMOはLINEがギガフリーで使い放題。

楽天回線

キャリア月額(税込)データ容量特徴
楽天モバイル1,078円〜3,278円無制限使った分だけの従量制・データ無制限

楽天回線のメリット: データ無制限で月額3,278円は最安クラス。楽天ポイントとの連携も魅力。

回線選びのポイント

  • 今のキャリアと同じ回線を選ぶとSIMロック解除が不要で手軽
  • エリアの広さ重視ならドコモ回線
  • 速度重視ならau回線(UQモバイル)またはソフトバンク回線(ワイモバイル)
  • コスパ重視なら楽天回線

各回線の違いについて詳しくはMVNO・MNO・サブブランドの違いをご覧ください。

データ容量の決め方

データ使用量の確認方法

過去3ヶ月のデータ使用量を確認し、最も多い月を基準に少し余裕を持ったプランを選ぶのがおすすめです。

使い方月間データ量の目安
メール・LINEが中心1〜3GB
SNS・Web閲覧が中心3〜7GB
動画をよく見る10〜20GB
テザリングも使う20GB〜無制限

Wi-Fiとモバイルデータ通信の使い分けでギガを節約すれば、小容量プランでも十分快適に使えます。

音声通話付き vs データ専用SIM

音声通話付きSIM

電話番号で通話ができるSIMカードです。メインのスマホに使う場合は、ほとんどの方がこちらを選びます。MNP(番号ポータビリティ)で今の電話番号をそのまま引き継ぐこともできます。

データ専用SIM

通話機能がないSIMカードです。タブレットやサブ端末用として使うのに適しています。音声通話付きSIMより月額100〜300円程度安いのがメリットです。

SMS付きデータSIM

データ専用SIMにSMS(ショートメッセージ)機能を追加したSIMカードです。SMSを使った二段階認証が必要なサービスに対応できます。

どれを選ぶべきか

用途おすすめ
メインのスマホ音声通話付きSIM
タブレット・サブ端末データ専用SIM
デュアルSIMの2枚目データ専用SIM
SMS認証が必要SMS付きデータSIM

キャンペーンの活用法

格安SIMの多くは、新規契約やMNP乗り換えでお得なキャンペーンを実施しています。

よくあるキャンペーンの種類

キャンペーン内容還元額の目安
MNP乗り換え特典他社からの乗り換えでポイント還元3,000〜20,000ポイント
端末セールスマホが大幅割引で購入可能最大20,000円引き
月額料金割引一定期間の月額料金が割引3〜6ヶ月間割引
紹介キャンペーン既存ユーザーの紹介で特典1,000〜3,000ポイント

キャンペーン選びの注意点

  • 還元額だけで判断しない — 月額料金やサービス内容のほうが長期的に重要
  • 条件を確認する — 適用条件(最低利用期間など)を必ずチェック
  • エントリーが必要な場合がある — 事前エントリーが必要なキャンペーンもあるので注意

タイプ別おすすめ格安SIM

料金の安さ重視(月額1,000円以下)

キャリアプラン月額(税込)
IIJmio2GBプラン850円
NUROモバイル3GBプラン792円
LINEMOミニプラン(3GB)990円

おすすめ: とにかく安くしたいならIIJmioやNUROモバイル。安さと回線品質を両立したいならLINEMO。

通信速度重視(昼間も快適)

キャリア種別月額(税込)
ワイモバイルサブブランド2,365円〜
UQモバイルサブブランド2,365円〜
ahamoオンライン専用2,970円

おすすめ: 速度を妥協したくないなら、サブブランドかahamo。昼間でも安定して高速です。速度の目安については通信速度の目安ガイドをご覧ください。

通話が多い人向け

キャリアかけ放題オプション月額合計の目安
ahamo5分かけ放題標準付帯2,970円
楽天モバイルRakuten Link利用で通話無料1,078円〜
ワイモバイル完全かけ放題: +1,980円4,345円〜

おすすめ: 通話が多いなら楽天モバイル(アプリ利用で通話料無料)かahamo(5分以内の通話が無料)。

家族でまとめたい人向け

キャリア家族割引割引後の月額
ワイモバイル2回線目以降 -1,100円1,265円〜
UQモバイル家族セット割 -550円1,815円〜
IIJmioデータシェア可能850円〜

おすすめ: 家族まとめてならワイモバイルの家族割が最強。2回線目以降が月額1,265円〜と大幅に安くなります。

データ無制限で使いたい人向け

キャリアプラン月額(税込)
楽天モバイルRakuten最強プラン3,278円
mineoマイそく(最大1.5Mbps)990円

おすすめ: 速度制限なしの無制限なら楽天モバイル。速度を妥協できるならmineoのマイそくが格安。

初心者・サポート重視の人向け

キャリア店舗数サポート
ワイモバイル約4,000店店舗・電話・チャット
UQモバイル約2,700店店舗・電話・チャット
楽天モバイル約1,000店店舗・電話・チャット

おすすめ: スマホの設定に不安がある方はワイモバイルかUQモバイル。全国に店舗があり、対面でサポートが受けられます。

乗り換え手順の概要

格安SIMへの乗り換えは、以下の流れで進めます。

  1. 乗り換え先の格安SIMを決める(この記事で解決!)
  2. MNP予約番号を取得する(電話番号を引き継ぐ場合)
  3. 格安SIMに申し込む(オンラインまたは店頭)
  4. SIMカードを受け取り、端末にセットする
  5. APN設定を行う(初期設定)

MNPの詳しい手順はMNPの基本ガイド、APN設定はAPN設定ガイドをご覧ください。eSIM対応のキャリアなら最短即日で開通できます。

よくある質問(Q&A)

Q. 初めての格安SIMはどこがおすすめ?

**A. ワイモバイルまたはUQモバイルがおすすめです。**通信速度が安定しており、全国に店舗があるので初心者でも安心して利用できます。料金も大手キャリアの半額以下に抑えられます。

Q. ドコモユーザーはドコモ回線を選ぶべき?

**A. 必須ではありませんが、手軽さではおすすめです。**同じ回線ならSIMロック解除が不要で、対応エリアも同じなので安心です。ただし、au回線やソフトバンク回線でも問題なく使えます。

Q. 格安SIMに乗り換えるベストなタイミングは?

**A. 大手キャリアの契約更新月、または月末がおすすめです。**多くの格安SIMは初月の料金が日割り計算されるため、月末に乗り換えると大手キャリアの最終月の料金を抑えられます。

Q. 2台目(サブ回線)におすすめの格安SIMは?

**A. povoまたはIIJmioのデータ専用SIMがおすすめです。**povoは基本料0円で必要なときだけトッピングを購入でき、IIJmioはデータ専用SIMが月額440円〜と格安です。デュアルSIM運用の解説記事も参考にしてください。

Q. 格安SIMを試してダメだったら戻せる?

**A. はい、いつでも戻せます。**多くの格安SIMは最低利用期間がないか、あっても短期間です。合わないと感じたら、MNPで元のキャリアや別の格安SIMに再度乗り換えることができます。格安SIMのデメリットも事前に確認しておくと安心です(格安SIMのデメリット8選)。

まとめ

格安SIMの選び方は、自分の使い方を把握して、5つのポイントを順番にチェックしていくことが大切です。

ポイントを整理しておきましょう。

  • ✅ まずは毎月のデータ使用量と通話頻度を確認する
  • 回線の種類は今のキャリアと同じものを選ぶと手軽
  • 速度重視ならサブブランド(ワイモバイル・UQモバイル)
  • 料金重視ならMVNO(IIJmio・NUROモバイル)
  • キャンペーンを活用してお得に乗り換えよう

自分に合った格安SIMが見つかったら、MNPの基本ガイドを参考に乗り換え手続きを進めましょう。

楽天モバイル

データ無制限で月額3,278円

公式サイトへ

ahamo

20GB + 5分かけ放題で月額2,970円

公式サイトへ

LINEMO

3GBで月額990円〜

公式サイトへ

UQモバイル

au回線で安定の通信品質

公式サイトへ