基礎知識

子供におすすめの格安SIM5選|小学生・中学生のスマホデビュー完全ガイド

約15分で読めます

格安SIMなら、子供のスマホ代を月額1,000円台に抑えられる

「子供にスマホを持たせたいけど、毎月の料金が心配…」「安全に使わせるにはどうすればいい?」と悩んでいる保護者の方は多いのではないでしょうか。

実は、格安SIMを使えばキャンペーンに頼らない通常料金でも月額1,000円前後から子供にスマホを持たせることができます。子供向けの学割・親子割は各社が期間限定で実施することがありますが、実施時期や条件は変わるため、まずはいつ契約しても変わらない通常料金・フィルタリング・契約できる年齢で選ぶのが失敗しにくい方法です。

この記事では、子供におすすめの格安SIM5社を通常料金・安全機能・契約できる年齢で比較し、フィルタリング設定や契約方法まで保護者向けにわかりやすく解説します。

格安SIMの基本から知りたい方は格安SIMとは?基礎知識ガイドをご覧ください。

子供にスマホを持たせるのはいつから?

NTTドコモ モバイル社会研究所の調査(2025年1月報告)によると、子供がスマホを持ち始める平均年齢は10.3歳です。

学年スマホ所持率ポイント
小学校低学年(1〜3年)約20%キッズ携帯が中心
小学校高学年(4〜6年)約55%初めて半数を超える
中学生約87%大多数がスマホを所持
高校生約98%ほぼ全員が所持

スマホデビューのきっかけとしては**「中学進学」がトップ**で、次いで「習い事や塾の送迎連絡」「友達がスマホを持っている」が続きます。

年齢別の持たせ方の目安

年齢おすすめの持たせ方理由
小学校低学年(6〜8歳)キッズ携帯 or GPS端末通話・位置確認に特化。スマホはまだ早い
小学校高学年(9〜12歳)格安SIMスマホ友達との連絡にLINEを使う場合。18歳未満はフィルタリングが義務
中学生(13〜15歳)格安SIMスマホ部活連絡や調べ学習でスマホを使う場面が増える
高校生(16〜18歳)格安SIMスマホデータ容量を多めに。自己管理へ移行

キッズ携帯と格安SIMスマホ、どっちがいい?

「まだキッズ携帯でいいのでは?」と迷う保護者の方も多いでしょう。それぞれの特徴を比較してみます。

比較項目キッズ携帯格安SIMスマホ
月額料金約550〜1,100円990円〜(小容量プランの通常料金)
できること通話・SMS・GPS通話・SMS・GPS・LINE・ネット・アプリ
LINE利用使えない使える
GPS・見守りありアプリで対応可能
通話登録番号のみ誰とでも可能
おすすめ年齢小学校低学年まで小学校高学年以上

キッズ携帯は安心感がありますが、LINEが使えないため、友達とのやりとりが始まる小学校高学年には不便になることがあります。部活の連絡がLINEグループで回る、学校で一般のアプリを使うといった事情が出てきたら、中学進学のタイミングでスマホへの買い替えを検討することになります。

格安SIMスマホなら、小学校高学年から高校までずっと同じ回線を使い続けられるため、買い替えのたびに契約し直す必要がありません。ただし安全面は端末を渡しただけでは担保されません。キャリアのフィルタリングと端末側の制限機能を設定し、保護者が定期的に利用状況を確認することで、はじめてリスクを抑えられます。

子供用の格安SIMを選ぶ5つのポイント

子供にスマホを持たせるなら、大人向けとは異なる視点で格安SIMを選ぶ必要があります。格安SIMの選び方の基本は格安SIMの選び方ガイドで解説していますが、ここでは子供向けに重要な5つのポイントを紹介します。

1. フィルタリング機能の充実度

青少年インターネット環境整備法により、18歳未満が使うスマホにはフィルタリングの設定が義務付けられています。格安SIMを選ぶ際は、フィルタリングサービスが用意されているかを必ず確認しましょう。

2. 月額料金の安さ

子供のスマホは月額1,000円前後〜2,000円台に抑えたいところです。学割・親子割キャンペーンが実施されている時期であれば通常料金よりさらに安くなりますが、実施状況や適用条件は時期によって変わるため、まずは通常料金で比較しておくと安心です。

3. データ容量の目安

子供の年齢や使い方に応じて、必要なデータ容量は異なります。月間のデータ使用量について詳しくはデータ通信量の目安ガイドも参考にしてください。

年齢目安のデータ容量主な使い方
小学生1〜3GBLINE・知育アプリ・動画(少し)
中学生3〜7GBLINE・SNS・調べ学習・動画
高校生7〜15GBSNS・動画・音楽ストリーミング

4. 見守り・位置情報機能の有無

子供の居場所を確認できるGPS機能があると安心です。キャリア提供の見守りサービスや、iPhoneの「探す」、Googleの「ファミリーリンク」で対応できます。

5. 契約できる年齢と名義

本人名義で契約できる年齢は各社で異なります。子供名義で持たせたいのか、保護者名義でよいのかを先に決めておくと、選択肢を絞りやすくなります。学割・親子割は各社が期間限定で実施することがあるので、契約前に公式サイトで実施状況と適用条件(年齢制限・家族割との併用可否)を確認しましょう。

子供におすすめの格安SIM5選

子供向けの格安SIMを、通常料金・安全機能・契約できる年齢の観点で厳選しました。並び順は、フィルタリングが無料で使えるか、月額料金が定額で請求を読みやすいかを重視しています。料金はいずれも割引を適用しない場合の税込月額です。

1. LINEMO(LINEのやりとりがギガ消費ゼロ)

LINEMOは期間限定の学割に頼らなくても、LINEのトーク・音声通話・ビデオ通話がギガ消費ゼロという独自の強みがあります。

項目内容
対象年齢年齢制限なし(18歳未満は保護者名義)
月額料金990円〜(ベストプラン・〜3GB)
データ容量〜3GB/〜10GB(ベストプラン)、30GB(ベストプランV)
フィルタリング端末標準機能で対応(無料
見守り機能端末のGPS機能で対応
契約名義保護者名義(18歳未満)

友達との連絡がLINE中心の中高生なら、LINEがギガフリーな分、同じ容量でも動画や調べ学習にデータを回せます。ベストプランは**〜3GBまで月額990円**で、期間限定の学割に頼らなくてもこの料金で使えるのが利点です。ただし18歳未満は保護者名義での契約になり、フィルタリングは端末標準機能で設定する必要があります。

LINEMO

ベストプランは〜3GB 990円/〜10GB 2,090円の段階制

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2. UQモバイル(フィルタリング無料+店舗サポート)

au回線の安定した通信品質が特徴です。現行の料金プランは、35GB+10分かけ放題の「コミコミプランバリュー」と、使った分だけ支払う2段階制の「トクトクプラン2」の2つです。

項目内容
対象年齢年齢制限なし(本人名義は小学6年生の1月〜)
月額料金2,948円(トクトクプラン2・〜5GB)/4,048円(同・〜30GB)/3,828円(コミコミプランバリュー・35GB)
データ容量〜5GB / 〜30GB(トクトクプラン2)、35GB(コミコミプランバリュー)
フィルタリングあんしんフィルター for au(無料
見守り機能あんしんフィルターで位置確認可能
契約名義本人名義OK(小学6年生の1月〜)

フィルタリングサービスが無料で利用できるのが大きなメリットです。また、全国のauショップ・UQスポットで対面サポートが受けられるため、設定に不安がある保護者にも安心です。上記は割引を適用しない場合の料金で、自宅セット割などの条件を満たすとさらに下がります(適用条件と割引額は公式サイトで確認してください)。

UQモバイル

au回線で安定の通信品質

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3. ワイモバイル(家族割引と店舗サポート)

ソフトバンク回線のサブブランドで、家族割引サービスやおうち割 光セット(A)といった継続して使える割引が用意されているのが特徴です。

項目内容
対象年齢年齢制限なし(本人名義は小学6年生の1月〜)
月額料金3,278円(シンプル3 S・5GB)/4,378円(同 M・30GB)/5,478円(同 L・35GB)
データ容量5GB / 30GB / 35GB(シンプル3 S/M/L)
フィルタリングあんしんフィルター(無料
見守り機能あんしんフィルターで位置確認可能
契約名義本人名義OK(小学6年生の1月〜)

上記は割引を適用しない場合の料金です。おうち割 光セット(A)とPayPayカード割を適用すると、シンプル3 S は月額1,298円、M は2,398円、L は3,498円になります(おうち割 光セット(A)と家族割引サービスは併用できません)。全国のワイモバイルショップで相談できるのも心強いポイントです。

ワイモバイル

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ソフトバンク回線で全国カバー

詳細を見る

4. 楽天モバイル(0歳から本人名義で契約できる)

本記事で比較した5社のなかで、0歳から本人名義で契約できるのは楽天モバイルだけです(保護者の同意は必要)。データ使用量に応じた3段階制で、あまり使わない月は自動的に安くなります。

項目内容
対象年齢0歳〜(本人名義で契約可能)
月額料金1,078円(〜3GB)/2,178円(〜20GB)/3,278円(20GB超・無制限)
データ容量段階制(〜3GB / 〜20GB / 20GB超は無制限)
フィルタリングあんしんコントロール by i-フィルター(月額330円)
見守り機能端末のGPS機能で対応
契約名義本人名義OK(0歳〜)

楽天モバイルのデータプランは段階制のため、子供が使い過ぎてもデータ無制限で速度制限がかかりません。ただしその分、利用量に応じて料金が上がるため、スクリーンタイムなどで利用制限を設定しておくのがおすすめです。子供向けの割引(最強こども割など)が実施されている時期もあるので、契約前に公式サイトで確認してください。

楽天モバイル

〜3GB 1,078円/〜20GB 2,178円/無制限 3,278円の段階制

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5. mineo(パケットシェアで家族利用に強い)

mineoはドコモ・au・ソフトバンクの3回線に対応しているため、家族のおさがりスマホを回線に合わせて使える場合があります。ただし対応バンドや動作確認の状況によっては使えないので、申し込み前にmineo公式サイトの動作確認端末一覧で機種を確認してください。家族でパケットをシェアできるのも特徴です。

項目内容
対象年齢年齢制限なし(18歳未満は保護者名義)
月額料金1,298円〜(1GB・音声通話SIM)
データ容量1GB / 5GB / 10GB / 20GB
フィルタリング安心フィルタリング(月額385円)
見守り機能端末のGPS機能で対応
契約名義保護者名義(18歳未満)

家族割引(55円/回線)に加え、余ったデータを**家族間でシェアできる「パケットシェア」**が便利です。親が余らせたギガを子供に分けられるため、無駄なく使えます。

mineo

3キャリア対応で乗り換え簡単

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子供の年齢別おすすめプラン

「結局どれを選べばいいの?」という方のために、年齢別のおすすめをまとめました。

年齢重視するポイントおすすめ格安SIM月額目安(割引なしの通常料金)
小学生(低学年)GPS・安さLINEMO990円〜(〜3GB)
小学生(高学年)LINE・見守りLINEMO990円〜(〜3GB)
中学生データ容量・LINELINEMO or UQモバイル990〜2,948円
高校生データ容量重視ワイモバイル or UQモバイル2,948円〜

迷ったらLINEMOが第一候補になります。 ベストプランは〜3GBまで月額990円の定額で毎月の請求が読みやすく、LINEのトーク・通話はギガ消費ゼロ、フィルタリングは端末標準機能(スクリーンタイム/Family Link)で無料で設定できます。0歳から子供本人の名義で契約したい場合は楽天モバイル(〜3GB 1,078円)が第二候補ですが、段階制なので使った分だけ料金が上がる点に注意してください。どちらを選ぶ場合も、利用時間の制限とセットで持たせましょう。

子供のスマホに必須!フィルタリング設定について

青少年インターネット環境整備法により、18歳未満の子供がスマホを使う場合、保護者にはフィルタリングを設定する義務があります。

各キャリアのフィルタリングサービス比較

キャリアサービス名月額特徴
楽天モバイルあんしんコントロール by i-フィルター330円Webフィルタリング・アプリ制限・利用時間制限
UQモバイルあんしんフィルター for au無料Webフィルタリング・アプリ制限・位置確認
ワイモバイルあんしんフィルター無料Webフィルタリング・アプリ制限・位置確認
LINEMO端末標準機能で対応無料iPhone→スクリーンタイム / Android→Family Link
mineo安心フィルタリング385円Webフィルタリング・アプリ制限・利用時間制限

端末側でできるフィルタリング設定

キャリアのフィルタリングサービスに加えて、端末側の機能でもさらに細かく制限できます。

iPhoneの場合(スクリーンタイム):

  • アプリの利用時間制限
  • 不適切なコンテンツのブロック
  • アプリのインストール制限
  • 課金の制限

Androidの場合(Google Family Link):

  • アプリの利用時間制限
  • 位置情報の確認
  • アプリのインストール承認
  • 端末のロック(就寝時間など)

キャリアのフィルタリングサービスは通信経路のWebアクセスを、端末側の設定はアプリの利用時間やインストールを制限します。カバーする範囲が違うので、両方を設定すると片方では防げない部分を補えます。

子供名義で格安SIMは契約できる?

格安SIMの契約可能年齢はキャリアによって異なります。

キャリア本人名義の契約可能年齢18歳未満の契約方法
楽天モバイル0歳〜本人名義でOK(保護者の同意が必要)
UQモバイル小学6年生の1月〜保護者の同意+フィルタリング加入
ワイモバイル小学6年生の1月〜保護者の同意+フィルタリング加入
LINEMO18歳〜保護者名義で契約+利用者登録
mineo18歳〜保護者名義で契約+利用者登録

契約に必要なもの

  • 子供の本人確認書類(マイナンバーカード・健康保険証など)
  • 保護者の本人確認書類(運転免許証・マイナンバーカードなど)
  • 保護者の同意書(オンラインの場合は画面上で同意)
  • 支払い方法(保護者名義のクレジットカードなど)

なお、2026年4月から、オンライン申し込みの本人確認はマイナンバーカードのICチップ読み取りが必須になっています。まだマイナンバーカードをお持ちでない方は、申し込み前に取得しておきましょう。契約の流れや必要書類の詳細は格安SIMの契約ガイドをご覧ください。

MNP(番号そのまま乗り換え)の手順はMNPの基本ガイドで解説しています。また、eSIMに対応したスマホをお持ちなら即日開通も可能です。eSIMについて詳しくはeSIMの基本ガイドをご覧ください。

初期設定(APN設定)の手順はAPN設定ガイドを参考にしてください。

よくある質問(Q&A)

Q. 子供が格安SIMを使うデメリットは?

A. 主なデメリットは3つあります。

  1. 昼の時間帯に速度が低下する場合がある(MVNO系のmineo等。サブブランドのUQモバイル・ワイモバイルは安定)
  2. キャリアメールが使えない(ただし子供はLINEが中心なので影響は少ない)
  3. LINEの年齢確認ができない場合がある(ID検索が使えない。QRコードで友だち追加すればOK)

Q. 子供にLINEは使わせられる?

**A. はい、格安SIMスマホならLINEを使えます。**ただし、LINEの利用推奨年齢は12歳以上です。小学生に使わせる場合は、フィルタリング設定でトーク相手を制限したり、保護者が定期的にやりとりを確認するなどの対策をしましょう。

Q. おすすめの端末は?

A. 子供のスマホデビューには以下の端末がおすすめです。

  • iPhone SE(第3世代):価格が抑えめで、スクリーンタイムの設定が充実
  • Google Pixel 7a:コスパ抜群で、Family Linkとの連携がスムーズ
  • AQUOS wish4:防水・耐衝撃で子供が落としても安心。価格も手頃

Q. 子供のスマホ依存が心配です

A. スマホの利用ルールを決めて、端末の制限機能を活用しましょう。

  • iPhoneならスクリーンタイムでアプリごとの利用時間を制限
  • AndroidならGoogle Family Linkで利用時間・就寝時間を設定
  • 「食事中は使わない」「夜10時以降は親に預ける」などの家族ルールも大切です

まとめ

子供の格安SIMデビューで押さえておくポイントを整理しましょう。

  • 格安SIMなら通常料金でも月額1,000円前後から子供にスマホを持たせられる
  • フィルタリング設定は義務。キャリアのサービス+端末機能を併用する
  • LINEや一般アプリが必要になったら、キッズ携帯より格安SIMスマホが向いている
  • ✅ 学割・親子割は期間限定。実施状況と適用条件は契約前に公式サイトで確認する
  • ✅ 迷ったらLINEMOが第一候補。〜3GB 990円の定額で請求が読みやすい。0歳から本人名義で契約したいなら楽天モバイル(〜3GB 1,078円・段階制)。どちらも利用時間の制限とセットで持たせる

お子さんの年齢や使い方に合った格安SIMを選んで、安心・お得なスマホデビューを実現しましょう。

UQモバイル

au回線で安定の通信品質

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LINEMO

ベストプランは〜3GB 990円/〜10GB 2,090円の段階制

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