基礎知識

格安SIMとは?初心者向けにデメリットも含めて徹底解説

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格安SIMとは?

格安SIMとは、大手キャリア(ドコモ・au・ソフトバンク)よりも安い料金でスマホを使えるサービスのことです。

大手キャリアから回線を借りてサービスを提供するMVNO(Mobile Virtual Network Operator/仮想移動体通信事業者)のほか、 大手キャリアのサブブランドやオンライン専用プランも、まとめて「格安SIM」として紹介されることがあります。

なぜ安いの?

格安SIMが安い理由は、主に以下の3つです。

1. MVNOは回線を借りている

MVNO(IIJmio、mineoなど)は、大手キャリアから回線を借りてサービスを提供しています。 自社で基地局を持たないため、設備投資が少なくて済みます。

2. 店舗が少ない

多くの格安SIMはオンライン中心のサービス展開です。 店舗運営コストを削減することで、料金を安くしています。

3. 必要な機能に絞っている

サービスによっては、留守番電話や端末保証といったオプションが有料だったり、 そもそも用意されていなかったりします。 提供する機能を絞り込むことで、その分シンプルで安いプランにしています。

格安SIMのメリット

1. 月額料金が安い

最大のメリットは料金の安さです。

プラン例データ容量月額料金(税込)
ソフトバンク ミニフィット2〜5GB6,358円
LINEMO ベストプラン〜3GB990円
ahamo30GB2,970円
UQモバイル コミコミプランバリュー35GB3,828円
ワイモバイル シンプル3 M30GB4,378円

格安SIMといっても料金には幅があり、選ぶプランや使うデータ容量によって差額は変わります。 契約内容によっては、年間で数万円の節約になることもあります。

2. 契約の縛りが少ない

多くの格安SIMは、解約金や最低利用期間を設けていません。

ただし、契約から短期間で解約した場合の手数料や、MNP転出時の条件を残しているサービスもあります。 端末をセットで買った場合は本体代の残債も残るので、契約前に解約時の条件を確認しておきましょう。

3. プランがシンプル

「〇GBで〇円」というシンプルな料金体系のサービスが多くあります。

一方で、UQモバイルやワイモバイルのように、家族割や光回線とのセット割を適用して初めて 安くなるプランもあります。表示価格が割引後のものかどうかは、申し込み前に確認してください。

4. 電話番号はそのまま

MNP(番号ポータビリティ)を使えば、電話番号はそのまま引き継げます。

格安SIMのデメリット

1. 通信速度が遅くなることがある

MVNOは回線を借りているため、混雑時間帯(昼12時〜13時)は速度が遅くなる傾向があります。

ただし、以下のサービスは大手キャリアの回線を直接利用するブランド・プランです:

  • ahamo(ドコモ)
  • LINEMO(ソフトバンク)
  • povo2.0(au)
  • UQモバイル(au)
  • ワイモバイル(ソフトバンク)

これらは混雑時間帯の影響を受けにくい傾向がありますが、速度が保証されているわけではありません。 実際の速度は場所・時間帯・端末・電波状況によって変わります。

2. サポートが少ない

MVNOやオンライン専用プランは店舗が少なく、基本的にはオンラインでの手続きになります。 対面サポートが必要な方は、UQモバイルやワイモバイルがおすすめです。

3. キャリアメールがそのままでは使えない

@docomo.ne.jp、@ezweb.ne.jp、@softbank.ne.jpなどのキャリアメールは、 乗り換え先の格安SIMでは原則として利用できません。

ただし各キャリアは、解約後もメールアドレスを引き続き使える「持ち運び」サービスを **月額330円(ドコモ・au・ソフトバンク共通)**で用意しています。申し込み期限は各社で異なり、 たとえばドコモは回線の解約日から31日以内の申し込みが必要です。 継続利用にこだわらないなら、GmailやYahoo!メールなどのフリーメールに移行する方法もあります。

4. 初期設定が必要な場合がある

契約先や端末によっては、SIMカードの挿入後にAPN設定や構成プロファイルのインストールが必要です。 自動で設定される組み合わせもあるので、契約先の案内に従って進めれば難しくはありません。

大手キャリアとの違い

項目大手キャリア格安SIM
月額料金同じ容量なら高めになりやすい同じ容量なら安くなりやすい
通信速度混雑時間帯でも比較的安定MVNOは混雑時に遅くなることも
サポート店舗ありサブブランドは店舗あり、MVNO・オンライン専用プランはオンライン中心
キャリアメール使える原則使えない(月額330円の持ち運びサービスで継続可)
契約の縛りプランや端末購入により条件あり契約先による(解約金なしが多い)

こんな人に格安SIMはおすすめ

  • ✅ 月々のスマホ代を節約したい
  • ✅ 自分で設定できる(または調べながらできる)
  • ✅ キャリアメールを使っていない
  • ✅ 店舗サポートがなくても大丈夫
  • ✅ 複雑なプランより、シンプルな料金がいい

こんな人は大手キャリアがおすすめ

  • ❌ 店舗でのサポートが必須
  • ❌ キャリアメールを手放せない
  • ❌ 混雑する時間帯や場所でも通信品質を落としたくない
  • ❌ 設定などが苦手で不安

格安SIMの種類

格安SIMには大きく分けて3種類あります。

1. MVNO

大手キャリアから回線を借りているサービス。 例:IIJmio、mineo、NUROモバイル

2. サブブランド

大手キャリアが展開するブランド。大手キャリア自身の設備を使うため通信品質が安定。 例:UQモバイル(au)、ワイモバイル(ソフトバンク)

3. オンライン専用プラン

大手キャリアが提供するオンライン限定の格安プラン。 例:ahamo(ドコモ)、LINEMO(ソフトバンク)、povo2.0(au)

初心者はどれを選べばいい?

店舗で相談しながら手続きしたい人には、**サブブランド(UQモバイル・ワイモバイル)**がおすすめです。 全国に店舗があるので乗り換え手続きや初期設定を対面で相談でき、大手キャリアの設備をそのまま 使うため通信品質も安定しています。

申し込みも設定もオンラインで完結させたい人には、**オンライン専用プラン(ahamo・LINEMO・ povo2.0)**がおすすめです。こちらも大手キャリアの回線を直接使うので速度が安定していて、 割引を使わない定価で比べると料金は安めです(ahamo・LINEMO ベストプランVは30GBで2,970円)。 ただし店頭サポートは受けられない(または有料)ので、手続きを自分で進められることが前提です。

まとめ

格安SIMは、利用状況によっては月々のスマホ代を大きく抑えられるサービスです。

デメリットもありますが、自分に合ったサービスを選べば快適に使えます。 初めての1枚なら、店舗で相談したい人はUQモバイル・ワイモバイル、オンラインで完結させたい人は ahamo・LINEMO・povo2.0から見ていくと選択肢を絞りやすくなります。 そのうえで、自分が毎月使うデータ容量に合った容量のプランを選びましょう。

LINEMO

ベストプランは〜3GB 990円/〜10GB 2,090円の段階制

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