基礎知識

4G・5Gの違いとは?3G終了の影響と通信規格をわかりやすく解説【2026年最新】

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あなたのスマホは4G?5G?3Gの終了で何が変わる?

「4Gと5Gの違いって何?」「3Gが終了するとどうなるの?」

スマホの画面上部に表示される**「4G」や「5G」**の文字。これらは通信規格の世代を表していますが、具体的にどう違うのか理解している方は少ないかもしれません。

さらに、2026年3月にはドコモの3Gサービスが終了し、大手3社すべての3Gが停波します。この記事では、3G・4G・5Gの違いから3G終了の影響、プラチナバンドまで初心者向けにわかりやすく解説します。

3G・4G・5Gとは?通信規格の基本

「G」は世代(Generation)の略

通信規格の「G」は**Generation(世代)**の略で、3Gは第3世代、4Gは第4世代、5Gは第5世代の移動通信システムを意味します。

世代が新しくなるほど、通信速度が速くなり、より多くのデータを快適に扱えるようになります

通信規格の進化の歴史

世代登場時期最大通信速度主な用途
1G1980年代アナログ音声通話のみ
2G1990年代64Kbpsメール、軽いWeb閲覧
3G2001年〜14Mbpsガラケーのインターネット、動画
4G(LTE)2010年〜1Gbpsスマホの普及、動画ストリーミング
5G2020年〜20Gbps(理論値)4K/8K動画、IoT、自動運転

3G・4G・5Gの違い 比較表

項目3G4G(LTE)5G
最大通信速度(理論値)14Mbps1Gbps20Gbps
実効速度の目安1〜5Mbps30〜150Mbps100〜500Mbps
遅延(Ping値)100ms以上30〜50ms1〜10ms
エリアカバー率2026年3月で終了◎ 全国ほぼカバー△ 拡大中
対応端末ガラケー・旧スマホ現在のほぼすべて対応スマホのみ
現在の状況終了間近現在の主流普及拡大中

4G(LTE)について詳しく知る

4Gの特徴

4Gは2010年頃から普及した通信規格で、現在最も広く使われている通信方式です。

  • 実効速度は30〜150Mbps程度で、動画視聴やオンラインゲームも快適
  • 全国の人口カバー率は99%以上
  • スマホの普及を支えた通信規格

LTEと4Gの違い

「LTE」と「4G」は同じ意味で使われることが多いですが、厳密にはLTE(Long Term Evolution)は3Gと4Gの間の技術です。ただし、現在では**「LTE = 4G」として扱われるのが一般的**です。スマホの画面に「4G」と表示されても「LTE」と表示されても、同じ通信規格と考えて問題ありません。

4Gで十分な用途

日常的なスマホの使い方であれば、4Gで十分です。

用途4Gで快適か
Web閲覧・SNS◎ 十分快適
動画視聴(YouTube等)◎ HD画質でも快適
音楽ストリーミング◎ まったく問題なし
オンラインゲーム○ ほとんど快適
ビデオ会議(Zoom等)○ 問題なく利用可能
4K動画の視聴△ やや厳しい場合あり

通信速度の目安について詳しくは通信速度の目安ガイドをご覧ください。

5Gについて詳しく知る

5Gの3つの特徴

5Gは2020年に商用サービスが始まった最新の通信規格で、以下の3つの特徴があります。

  1. 超高速(eMBB): 4Gの最大20倍の通信速度。2時間の映画を約3秒でダウンロード可能
  2. 超低遅延(URLLC): 遅延が4Gの1/10。リアルタイム性が求められるゲームや遠隔操作に最適
  3. 多数同時接続(mMTC): 1平方kmあたり100万台の機器を同時接続可能。IoTの基盤技術

Sub6とミリ波の違い

5GにはSub6(サブシックス)ミリ波の2つの周波数帯があります。

種類周波数帯速度エリア特徴
Sub63.7GHz / 4.5GHz速い比較的広い現在の5Gの主流
ミリ波28GHz超高速非常に狭いスタジアムなど限定エリア

現在スマホで体験できる5GはほとんどがSub6です。ミリ波はスタジアムや一部の商業施設などごく限られたエリアでしか利用できません。

5Gのエリア状況(2026年現在)

5Gのエリアは年々拡大していますが、4Gほどの全国カバーにはまだ至っていません

  • 都市部の主要エリアではかなり繋がるようになっている
  • 郊外や地方ではまだ4G接続になることが多い
  • 屋内や地下では5Gの電波が届きにくい場合がある

5Gエリア外では自動的に4Gに切り替わるため、5G対応スマホでも通信が途切れることはありません。

5Gが必要な用途・不要な用途

用途5Gの恩恵
大容量ファイルのダウンロード◎ 大きな差を実感できる
4K/8Kストリーミング◎ より安定した視聴が可能
クラウドゲーミング◎ 低遅延で快適にプレイ
日常のWeb閲覧・SNS△ 4Gとほぼ変わらない
メール・LINE× ほぼ差なし

【重要】3Gサービス終了のスケジュールと影響

各キャリアの3G終了時期

キャリア3Gサービス名終了日状況
au(KDDI)CDMA 1X WIN2022年3月31日終了済み
ソフトバンクSoftBank 3G2024年4月15日終了済み
NTTドコモFOMA2026年3月31日終了間近

2026年3月31日:ドコモの3G(FOMA)終了

ドコモの3Gサービス「FOMA」が2026年3月31日に終了します。これにより、日本国内の3Gサービスはすべて停波することになります。

3G終了で影響を受ける人

以下に該当する方は早急な対応が必要です。

  • 3G専用のガラケー(フィーチャーフォン)を使っている方 — 通話・通信がすべて使えなくなる
  • 3G対応のみの古いスマホを使っている方 — 同様にすべて使えなくなる
  • 4G対応のガラホ(ガラケー型スマホ)を使っている方 — 4G/VoLTE対応なら影響なし

注意: 3G端末では110番・119番などの緊急通報もできなくなります。安全のためにも早めの機種変更を強くおすすめします。

3G終了前にやるべきこと

  1. 自分の端末が4G/5G対応か確認する — 端末の設定画面やキャリアのWebサイトで確認可能
  2. 4G以上に対応したスマホに機種変更する — 各キャリアで3Gからの乗り換えキャンペーンを実施中
  3. MNP(番号ポータビリティ)で格安SIMに乗り換える — 機種変更のタイミングで料金も見直すのがおすすめ

機種変更に合わせて格安SIMへの乗り換えを検討する方は、MNPの基本ガイドドコモから格安SIMへの乗り換え手順も参考にしてください。

プラチナバンドとは?

プラチナバンドの重要性

プラチナバンドとは、700MHz〜900MHzの周波数帯を指す通称です。この周波数帯の電波には以下の特徴があります。

  • 障害物に強い: 建物の壁や地下にも電波が届きやすい
  • 到達距離が長い: 山間部や郊外でも繋がりやすい
  • 屋内でも安定: ビルの奥や地下街でも通信が安定

プラチナバンドを持っているかどうかが、「繋がりやすさ」に大きく影響します。

各キャリアのプラチナバンド

キャリアプラチナバンド周波数
ドコモBand 19800MHz
au(KDDI)Band 18 / 26800MHz
ソフトバンクBand 8900MHz
楽天モバイルBand 28700MHz

楽天モバイルは2024年にプラチナバンド(Band 28)の運用を開始し、以前より屋内や地下での繋がりやすさが改善されています。

格安SIMと通信規格の関係

格安SIMでも5Gは使える?

**はい、対応プランを選べば使えます。**多くの格安SIM(MVNO)やサブブランドが5G対応プランを提供しています。

キャリア5G対応追加料金
楽天モバイル無料
ahamo無料
LINEMO無料
UQモバイル無料
ワイモバイル無料
IIJmio無料
mineo無料

ただし、5Gを利用するには5G対応のスマホ端末が必要です。4Gのみ対応のスマホでは5Gエリアでも4G通信となります。

4G対応プランで問題ない?

**2026年現在、4Gで十分快適に使えます。**5Gエリアはまだ限定的で、日常利用であれば4Gの速度で不満を感じることはほとんどありません。

5Gは「使えたらラッキー」程度に考え、料金やサービス内容を優先してキャリアを選ぶのが賢い選択です。

格安SIMの種類や選び方について詳しくは、MVNO・MNO・サブブランドの違いをご覧ください。

よくある質問(Q&A)

Q. 5Gスマホで4Gエリアでも使える?

**A. はい、問題なく使えます。**5G対応スマホは4G/3G(終了まで)にも対応しており、5Gエリア外では自動的に4Gに切り替わります。

Q. 4Gスマホで5Gエリアに入ったらどうなる?

**A. 4Gのまま通信します。**4G対応のみのスマホでは、5Gエリアに入っても5G通信はできません。引き続き4Gの速度で通信します。

Q. 3Gスマホをそのまま使い続けたらどうなる?

**A. 2026年3月31日以降、通話もデータ通信もすべてできなくなります。**緊急通報(110番・119番)も不可能になるため、必ず4G以上対応の端末に機種変更してください。

Q. 5Gにすると通信速度は体感で変わる?

**A. 日常利用では大きな差を感じにくいです。**大容量ファイルのダウンロードなどでは差を感じますが、SNSや動画視聴、Web閲覧では4Gとの体感差はわずかです。

Q. 格安SIMで5Gを使うメリットはある?

**A. 将来性を考えるとメリットがあります。**現時点では4Gで十分ですが、5Gエリアは年々拡大中です。追加料金なしで5Gに対応しているキャリアが多いので、5G対応プランを選んでおいて損はありません。

まとめ

通信規格の違いを理解しておくと、スマホ選びやキャリア選びに役立つ知識が身につきます。

ポイントを整理しておきましょう。

  • 4G(LTE)が現在の主流で、日常利用にはこれで十分
  • 5Gは超高速・低遅延だが、エリアはまだ拡大中
  • ✅ ドコモの3Gは2026年3月31日に終了。早めの対応が必要
  • プラチナバンドは「繋がりやすさ」に直結する重要な要素
  • ✅ 格安SIMでも追加料金なしで5G対応のキャリアが多い

3G端末を使っている方は、eSIMの基本ガイド格安SIMとは?もあわせてチェックし、この機会にスマホと料金プランを見直しましょう。

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