ドコモから格安SIMへの乗り換え手順|MNP完全ガイド
ドコモから格安SIMへの乗り換え手順
ドコモから格安SIMへ乗り換える手順は、基本的に次の4ステップです。 ただし、STEP 1とSTEP 3は申し込み先や申し込み方法によって省略されます。
- MNP予約番号を取得する(MNPワンストップ対応の事業者なら不要)
- 格安SIMを申し込む
- SIMカードを受け取る(eSIMを選んだ場合は不要)
- 開通手続きをする
なお、ドコモからahamoへの変更は他社への乗り換え(MNP)ではなく、 同じNTTドコモの中での料金プラン変更です。この場合はMNP予約番号もSIMの到着待ちも発生しません(詳しくはSTEP 2)。
それぞれ詳しく見ていきましょう。
STEP 1:MNP予約番号を取得する(ワンストップ非対応の場合)
MNP予約番号とは?
電話番号をそのまま他社に引き継ぐときに、必要な場合に発行してもらう10桁の番号です。 有効期限は発行日を含めて15日間です。
転入先がMNPワンストップ方式に対応していれば、転入先の申し込み画面だけで手続きが完結するため、 このSTEPは不要です。対応状況は申し込み先の公式サイトで確認してください。
取得方法
ドコモでMNP予約番号を取得する方法は3つあります。
1. My docomo(オンライン)
最も簡単な方法です。24時間手続き可能。
- My docomoにログイン
- 「契約内容・手続き」を選択
- 「携帯電話番号ポータビリティ予約」を選択
- 注意事項を確認して「手続きを進める」
- MNP予約番号が発行される
2. 電話(151)
ドコモ携帯から:151(無料) 一般電話から:0120-800-000
受付時間:9:00〜20:00
3. ドコモショップ
店舗でも手続きできますが、混雑時は待ち時間が長くなります。
注意点
- 予約番号を取得しても、すぐに解約にはなりません
- 格安SIMの開通が完了した時点でドコモは自動解約になります
- 有効期限が切れたら、再度取得すればOK
STEP 2:格安SIMを申し込む
申し込みに必要なもの
- MNP予約番号(ワンストップ非対応の事業者に申し込む場合のみ。有効期限に注意)
- 本人確認書類(運転免許証、マイナンバーカードなど)
- 支払い手段(クレジットカードが基本。口座振替やデビットカードに対応する事業者もあります)
- メールアドレス(キャリアメール以外)
利用できる支払い方法や、本人確認に使える書類の種類は事業者ごとに違います。 申し込みを始める前に、申し込み先の公式サイトで「必要なもの」の一覧を確認しておきましょう。
おすすめの乗り換え先
ahamo
30GB + 5分かけ放題で月額2,970円
ドコモユーザーの候補になるのがahamoです。 料金は30GBで月額2,970円、大盛りオプション(+1,980円)を付けると110GB(30GB+80GB)で月額4,950円です。
注意:ドコモからahamoへの変更はMNP(他社への乗り換え)ではありません。 ahamoはNTTドコモが提供する料金プランなので、ドコモ契約者がahamoにするのは 同一事業者内の料金プラン変更にあたります。 そのためMNP予約番号は不要で、電話番号もそのまま引き継がれます。
回線自体はドコモと同じですが、店頭でのサポートの扱いや、利用できるサービス・割引の対象は プランによって異なります。変更前に、いま使っているオプションやサービスが引き継げるか確認しておきましょう。
手続きの流れ(ドコモからahamoへプラン変更する場合)
- ahamo公式サイトにアクセス
- 「申し込み」から、「他社から乗り換え(MNP)」ではなくドコモからのプラン変更にあたるメニューを選択
- dアカウントでログインして、契約中の回線を選ぶ
- 現在の契約内容と、引き継げるオプション・引き継げないサービスを確認
- 支払い情報を確認
- 申し込み完了(MNP予約番号の入力は不要)
STEP 3:SIMカードを受け取る(物理SIMの場合)
eSIMを選んだ場合、SIMカードは届きません。審査が完了するとマイページやメールで eSIMプロファイルの発行案内が届くので、このSTEPは飛ばしてSTEP 4に進みます。 また、ドコモからahamoへのプラン変更でeSIMを選んだ場合も、SIMの到着を待つ必要はありません。
物理SIMカードを選んだ場合は、審査が終わってからSIMカードが発送されます。 審査は数時間〜1日、SIMカードの到着は申し込みから通常2〜5日程度が目安です。 ただし申し込み時間帯や配送先の地域、連休をはさむかどうかで前後します。
届いたら、以下のものが揃っているか確認しましょう。
- SIMカード
- 開通手続きの案内
- 利用ガイド
STEP 4:開通手続きをする
開通手続きの流れ
- 格安SIM会社のマイページにログイン
- 「開通手続き」または「回線切り替え」を選択
- 必要情報を入力して申請
- 回線が切り替わるのを待つ
申請してから回線が切り替わるまでは、30分〜1時間程度が目安です。 ただし多くの事業者は切り替え作業の受付時間を決めていて、その時間外に申請すると 翌日以降の処理になります。所要時間にも事業者差があるため、申し込み先が案内している 受付時間を手続きの前に確認しておきましょう。
SIMカードの入れ替え(物理SIMの場合)
- スマホの電源を切る
- SIMトレイを取り出す(ピンを使用)
- 古いSIMカードを取り出す
- 新しいSIMカードをセット
- 電源を入れる
eSIMの場合はSIMカードの入れ替えがなく、案内されたQRコードなどから eSIMプロファイルをスマホにダウンロードして設定します。
APN設定
iPhoneでは設定が自動で入る事業者が多い一方、APN構成プロファイルのインストールを 求められる事業者もあります。Androidの場合は、手動でAPNを追加する必要があることが多いです。
どちらの場合も、申し込み先が機種ごとの設定手順を公式サイトで公開しています。 SIMカードに同封されている案内とあわせて、その手順どおりに進めてください。
乗り換え時の注意点
ドコモメール(@docomo.ne.jp)が使えなくなる
ドコモを解約すると、ドコモメールは原則として使えなくなります。 ただし「ドコモメール持ち運び」(月額330円)を申し込めば、同じアドレスを使い続けられます。 申し込みは回線の解約日から31日以内が期限で、これを過ぎると継続できません。 なお、ドコモからahamoへのプラン変更で利用する場合は、プラン変更と同時の申し込みのみが対象です。 持ち運びサービスを使わない場合は、事前にGmailなどへ移行しておきましょう。
dポイントの移行
dポイントはdアカウントに紐づいているため、解約後も使えます。 ただし、dポイントカードの登録は済ませておきましょう。
端末の残債
端末代金の分割払いが残っている場合、そのまま支払い続けるか、 一括精算するかを選べます。
よくある質問
Q. 乗り換えにいくらかかる?
A. MNP転出手数料は無料です(2021年4月〜)。 格安SIM側の契約事務手数料は3,850円が相場で、これに物理SIMを選ぶとSIM発行手数料が 0円〜440円程度(事務手数料とは別)加わります。事務手数料がもともと無料の事業者や、 キャンペーンで無料になる事業者もあるため、申し込み画面で初期費用の合計を確認してから進めましょう。 このほか、端末の残債や解約月の利用料金がかかる場合もあります。
Q. 乗り換えにどれくらい時間がかかる?
A. eSIMなら最短即日、物理SIMカードなら通常2〜5日程度です。 内訳は、審査が数時間〜1日、物理SIMはそこに発送・配送の日数が加わり、 最後の開通手続きが30分〜1時間程度です。 eSIMやMNPワンストップを利用できる場合や、ドコモからahamoへのプラン変更の場合は、 SIMの到着待ちがないぶん短く済みます。日数は審査・配送の状況によって前後します。
Q. スマホはそのまま使える?
A. 2021年10月1日以降にキャリアが新たに発売した端末は、原則としてSIMロックがかかっていません。 それより前に発売された端末はSIMロック解除が必要な場合があります。 ただし、SIMロックが解除されていても、対応する周波数帯やVoLTEなどの条件が合わないと使えないことがあります。 申し込み先の動作確認端末一覧で、自分の機種が対象かどうかを必ず確認してください。
まとめ
ドコモから格安SIMへの乗り換えは、意外と簡単です。
- MNP予約番号を取得(My docomoで5分/ワンストップ対応の事業者なら不要)
- 格安SIMを申し込み(オンラインで10分)
- SIMカードを受け取り(審査は数時間〜1日、到着まで通常2〜5日程度/eSIMなら不要)
- 開通手続き(申請から切り替わるまで30分〜1時間程度)
自分で操作する時間そのものは、合計しても30分ほどです。 全体では、eSIMなら最短即日、物理SIMなら通常2〜5日程度が目安になります。 時間がかかるのは審査・配送・回線切り替えという待ちの部分で、ここは事業者や配送状況によって前後します。 MNPワンストップやeSIMを利用できる場合は、この待ちの工程が減るぶん短くなります。 また、ドコモからahamoへのプラン変更なら、MNP予約番号の取得もSIMの到着待ちもありません。
ぜひチャレンジしてみてください!
ahamo
30GB + 5分かけ放題で月額2,970円